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キューピーと戦車

戦車図鑑

15cm ネーベルヴェルファー41型 (ドイツ)

ネーベルヴェルファーとは、ドイツ軍のロケットランチャーの通称。ネーベルヴェルファーを直訳すると煙幕発射機。開発がはじまる1930年代当時としては新兵器になるロケット砲を開発してます・・・なんて他国にバレたらマズイので煙幕発射機というコードネームで開発していたので、名称はそれの名残です。

第一次世界大戦の時に、イギリス軍が水補給用の車両として戦車を「タンク」と名づけて開発していて、それがそのまま兵器の名前になるというのと同じです。

写真の41型以外にも、21p ネーベルヴェルファー42型、28/32p ネーベルヴェルファー41型などバリエーションも豊富。ネーベルヴェルファーのバリエーションの中にはロケットランチャーではなく迫撃砲の10pネーベルヴェルファー35型や、榴弾砲の10pネーベルヴェルファー40型というのもあり、さっきロケットランチャーの総称と説明したばかりなのにこ矛盾。気にしたらいけません。

そもそも煙幕発射器と偽って開発した兵器の正体って何?と思う人がいるかもしれませんが、本当の目的は毒ガス弾発射装置です。毒ガス分布という目的から、ある程度の命中力は欲しいのですが、ピンポイントで命中させる必要はなく、それよりも発射機自体を軽量で簡容易に量産でき、大きい弾を大量に戦場にばら巻ける兵器としてロケット弾が最適と考えたワケですね。

もちろん、化学戦専用兵器ではなく、通常の火薬も発射できます。こちらも1発が大口径で6連発ですから、地域制圧目的の射撃にはもってこいだったようです。

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